池田将友氏

「イベントの作り方(長沼孝三彫塑館編)」

日時:2017 年 10 月 24 日(火)

講師:池田将友氏
場所:長沼孝三彫塑館

今回は、文教の社の池田さんの主催で、イベントの作り方についての講義と、実際に行われる企画展「ミンナのミカタ」をプチ体験するワークショップを行った。
美術館におけるイベントは、集客力のアップ、作品理解の深化、娯楽性をもたせるなど、補助的なものであることが好ましく、その立案は、肝となるコンセプトを決めることが重要と話す。コンセプトは、その後のアイデア出しや、計画での迷い、決断に困った時に立ち返る指針となるものだ。文教の杜では、秋に実施するイベントのコンセプトを「鑑賞者のアシスト」とし、その中の企画「ミンナのミカタ」では、他者の視点(見方)を共有する仕掛けを作り、来館者の鑑賞をアシストするということだった。
ワークショップでは、実際にその企画を体験してみた。参加者は、それぞれ展示作品を見て、率直に思ったこと、感じたことなどをアンケート用紙に書き、それを掲示した。他のメンバーが、張り出された感想を見て、共感した内容には赤色のシールを、新発見した内容には金色のシールを貼り、見方の共有をした。自分の感じ方に共感する人がいる。全く別の視点で見ている人がいる。様々な見方を知ることで、既に見て知っている作品でも新鮮に見えると、みなさん楽しんでいるようだった。
主催者の池田さんは、「長く作品の調査研究をしていると、どうしても固定観念になってしまう。この企画は、来館者の為のものではあるが、実は、主催側が、様々な視点があるのだと勉強させてもらえる企画である」と語った。

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